2020年初夏、新宮池から春埜山へ②―新宮池に映る地震雲
実は、この日(5月11日)の朝、空には地震雲と見紛う筋状雲がかかっていました。方向は西から東へ。何だかいやな予感を感じていたのは確かなのです。
そして、茨城県沖での地震発生の知らせが入ったのは午前8時58分。あれは本当に地震雲だったのでしょうか?
天竜区春野町和泉平の新宮池に立ち寄ったのは午前9時半前。新宮池の水面には、青い空に白い筋を描く雲が映っています。偶然だったのでしょうけど、何だか不思議な感じ。朝には何本も見られ筋状雲ですが、写真を撮った時には2本だけ。
この雲と地震の発生との間には、必ず何らかの因果関係がある、と言い切る「自信」はありませんが・・・。
新宮池は、春野町和泉平の高塚山(標高668メートル)の山頂近く、500メートルほどの高さにある広さ約1.4ヘクタールの池。池の底が諏訪湖と繋がっているとか、大蛇が出たとの伝説のある神秘的な池です。
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