初夏の自然を楽しみに北遠へ②―ウスバシロチョウ
クマガイソウが咲いていたすぐそばで、ウスバシロチョウが舞っていました。新茶の季節に舞うウスバシロチョウ。ウスバシロチョウは氷河期を生き延びて来た生きた化石「パルナシウス」と呼ばれています。
透けるように薄い翅を持つ白い蝶だから「薄羽白蝶(ウスバシロチョウ)」。ピンク色のアメリカフウロの花で吸蜜中。時々、薄い翅を大きく広げていました。
茶園を舞ってはいても、茶の花が咲くのは秋から冬にかけてですから、茶の花で吸蜜することはできません。幼虫の食草は ケシ科のムラサキケマンやエンゴサクの仲間。茶園で舞う理由は分かりませんが、北遠のウスバシロチョウには茶園が似合うのは間違いありません。
私と同じで、北遠の茶園風景が好きなのかな?
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