秋葉山旧参道を歩く⑪―旧秋葉参道「戸倉道」の町石
さて、今回撮影した戸倉道に残る町石を一覧に並べてみました。
第四十二町
第四十二町
四十丁目
第三十七町
第三十六町
第三十四町
第三十三町
第三十町
第二十九町
第二十八町
第二十七町
第二十六町
第二十三町
第二十二町
第二十一町
第二十町
第十九町
第十六町
第十五町
第十一町
第十町の柱
第十町の火袋
第九町
ほとんどが火袋を持った常夜燈であり、その大きさや形は同じ規格ですが、「四十丁目」の町石だけは、形も文字も違います。さらに言えば、この1基だけはその位置にも疑念が残ります。他の町石の中にも、スーパー林道を開削した時に、位置の変更を余儀なくされたものがあるのかも知れません。
しかし、明治の神仏分離令により一旦、廃社、廃寺になった歴史や、数度の大火に見舞われ、施設が焼失した不幸を考えれば、よくぞ残っていると思います。
火伏せの山として人気を集めた秋葉山に至る道は、表参道、雲名道や戸倉道に限らず、実は他にもあります。それにしても、なぜ秋葉山に開創されたのか?秋葉山でなければならなかった理由は?
6年前(2014)の2月に旧参道を歩いたことを思い出し、ますます秋葉山登拝に興味が湧いて来ました。
関連記事