春を待ちきれず阿蔵を歩く③―秋明菊と冬菫
秋明菊(シュウメイギク)の自生しているところをよく見ますが、元々は日本原産ではなく、中国から持ち込まれたものが野生化したとのこと。名前に「菊」と付けられ、見た目もキク科の花に似ていますが、実はキンポウゲ科の花。
本来の花の時季は、名前の通り「秋」です。
タチツボスミレは日本を代表するスミレ。「ほぼ全国の山地に分布。花期は3月上旬から5月下旬」とされているにも関わらず、もう、あちこちで咲いています。
俳句の季語に「冬菫」という言葉があり、昔から暖かい冬にはスミレの花が咲いていたようですね。
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