「119」回目の秋葉山⑮―赤く照らされた表参道
やがて、陽射しはほぼ真横から表参道の木々を照らし、景色は赤く色づいて来ました。私が歩いていたのは標高600メートルほど。考えてみれば、おそらく秋葉山の麓付近ではもうとっくに日が暮れていたのでしょう。
木々の隙間から西の空を見れば、夕日は雲と雲との隙間に見えます。もしかしたら、この時見えた雲が、この後、雨が降り始める兆候だったのかも知れません。
晴れにつながる夕焼けなら、もう少し明るいオレンジ色になるはず。ここまで赤かったのですから、天気の変化を疑わなくてはいけなかったのです。秋葉山の山頂から下始めた時にはあんなに青い空が広がっていたのに・・・。
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