「119」回目の秋葉山⑥―「火まつり」準備の秋葉寺
歩き始めて20分で秋葉寺に到着。境内では2日目の「火まつり」準備の真っ最中。新たに張られた注連縄の中で前夜の痕を片付け、丁寧に護摩木を積み上げていました。
本堂と七十五膳献供神事が行われる建物の前には、各地の秋葉講から奉納された幟旗が立てられていましたが、そのうちの多くが愛知県のもの。これを見ても、秋葉信仰の中心がやはり愛知県であることが分かります。
秋葉寺の仁王門を抜けると、その先は土佐坂。この坂の途中、「たばこの投げ捨て火事のもと」の纏リスのホーロー看板があります。私が「119」回目の秋葉山登拝にこだわる理由は、「119」が消防署通報の電話番号だから。「火まつり」当日を迎え、見慣れたリスの笑顔にも力強さが感じられました。
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