第13回浜背負い祭り⑧―浜背負い音頭
演歌歌手の清水たま希さんは名古屋出身。佐久間では「浜背負い音頭」の歌手として知られています。以前にも紹介しましたが、その歌詞は、重い荷物を背負って八丁坂を登る浜背負い(はましょい)たちの姿を歌ったもの。「浜背負い祭り」のステージで歌われるのは、これが最後になるのかも知れないと思うと、感慨深い気持ちがこみ上げて来ます。
一.あしたという日を 背負い上げる
今日の俵は ずっしり重い
先に行ってよ 馬方さんよ
馬の鼻づら 股のぞくさあいかずか
忍棒支って ドッコイショ
ニ.風が背をへす 日もあるが
雨が胸突く 八丁坂は
ピッカッと光る 雷さんよ
届けてくれよ この塩をさあいかずか
一気に背負って ドッコイショ
三.背負子の酒樽 たねぬくい
足もと悪くて コチョコチョ揺れる
揺れれば夕んべの あの主さんを
顔を赤らめ 思い出すさあいかずか
一服したなら ドッコイショ
四.あわをくうなよ ゆっくり登りゃ
明光寺峠が 見えてくる
どっちが先でも 相方さんよ
峠の茶屋が 待っているさあいかずか
一汗かいて ドッコイショ
こんな音頭に合わせて踊るのは地元の人たち。♪老いも若きも輪になって踊りゃ~、自然と笑顔が湧いて来る~♪
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