「出かけよう!北遠へ」②―コムラサキの黒化型
天竜川流域はコムラサキの黒化型が生息する数少ない地域。国道152号を北上。龍山の道路脇で吸水をしている黒っぽい蝶を見かけ車を停めました。
今年(2019)は6月13日に続いて2度目の出会いとなったコムラサキですが、地色が褐色で橙色の帯を持つ褐色の一般的なコムラサキに対し、地色が黒紫色で白色の帯を持っているものを黒化型として分けています。黒化型は他の蝶の夏型とは違い、コムラサキの遺伝型で、優性遺伝の正常型に対して劣性遺伝なのだそうです。
陽射しの角度によっては青く光っても見える個体もありましたが、写真のコムラサキはほぼ真っ黒ですので、間違いなく黒化型です。
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