梅雨時の里山の自然⑧―コオニヤンマとラミーカミキリ
私の周囲をゆっくりと飛び回り、自分のテリトリーを主張する様子はオニヤンマそっくり。でも、オニヤンマと比べると頭が小さく、後脚が長い特徴からするとコオニヤンマのようです。
枝などにぶら下がって止まるオニヤンマとは違い、コアカソの葉に止まりましたのでサナエトンボ科のコオニヤンマで間違いなし。サナエトンボ科の中では大きいのですが、オニヤンマ科のオニヤンマと比べると、確かに少し小さなトンボです。
同じコアカソの葉にいたのは、コアカソが大好きなラミーカミキリ。元々、ラミーカミキリはイラクサ科のカラムシ(苧麻=ラミー)と一緒に中国からやって来た昆虫。コアカソも同じイラクサ科の植物ですから、故郷を懐かしみ、離れられないのだと思います。
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