インスタ映えの秋葉山ハイキング⑮―イナモリソウと九輪草
さて、これがインスタ映えかどうかは何とも言えませんが、イナモリソウはまだ蕾。全国17都府県で絶滅危惧種に登録されているイナモリソウが、秋葉山表参道に生育していますが、どこにあるのかは秘密。
江戸時代に三重県の稲森山でこの花を見つけた尾張の花屋の九兵衛が これを採って売ったところから「稲盛草(イナモリソウ)」と呼ばれるようになったとのことですが、私たちに許されているのは撮るだけ。絶対に採ってはいけません。
九輪草の「九輪」は、五重塔などの屋根の先端に見られる飾り「九輪」のこと。下から上へと咲き上がる花穂を、「九輪」に見立てた名前ですので、寺に相応しい花と言えます。
ただし、秋葉寺の九輪草は下から1輪、2輪、3輪はすでに花が終わり、4輪、5輪だけが咲いていました。
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