鮎釣・子安神社を訪ねる⑤―矢場、境内社と「ずり」の地名
私が鮎釣の子安神社を訪れたのは平成28年(2016)10月27日。由緒看板によれば例祭日は11月3日とありましたが、近頃では11月の第2土・日曜日に開催されているようです。
神社境内をグルリと回ると、向かって右手には矢場のような場所が設けられています。そして、左手には境内社が。由緒看板によれば21社が合祀されたとありましたが、祠の数はそんなに多くはありません。
せっかく子安神社を訪れたのですから、孫たちの健やかな成長を願い、参拝して帰ることにしましょう。
ところで、鮎釣の地名についてですが、佐久間町大井地区の和泉鮎釣は高所にある集落。水窪川を見下ろす場所とは言いながらも、「鮎を釣る」に由来しているとは思えません。「あゆづり」を「あゆずり」と表記すれば、気になるのが「ずり」地名。
急傾斜地に多い地滑り危険地帯を意味するものか?あるいは、鉱山から掘り出した低品位の鉱石を捨てた場所を示しているのかも知れません。
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