佐久間・大滝を歩く⑥―砦跡?芝地蔵?
以前、馬乗り馬頭観音を訪ねた時には、そこから先へは行っていませんでした。しかし、道はまだ先へと延びているようです。このまま引き返すのは簡単ですが、もう少しだけ先に行ってみることにしましょう。
行けるところまで、行けるところまで、と歩き続けること約20分。途中、何度ため息をついたことか。
自分のいる位置を想像しながら歩みを進め、そろそろ大井の橋に近づいたと感じた辺り、道とは直角の方向に少し低い箇所が見えました。しかも、石積みらしきものが見えましたので、かつては何か建物らしきものがあった跡?これが、砦跡?
その方向にさらに進むと、小さな石像がありました。近くには、誰が建てたか「芝地蔵」と書かれた木札が。頭部は欠損し、顔のない丸い石が乗せられていますので、はっきりとはしませんが、よく見る錫杖を持つ地蔵尊とは違い、合掌しています。
決して信心深くない私は、カシャ!とやった後は、あっさりと踵を返し、今来た道を戻ったつもりだったのですが・・・。
関連記事