佐久間は「心の故郷」⑥―佐久間のお茶
富山に帰った姉妹から、お礼のメールとともに次のようなエピソードが届きました。
今、山香のお土産のお茶を見ていて思い出しました。
曾祖母は、毎朝、毎晩、湯飲みを目の高さに上げてお祈りしているようにした後で、その中のものを飲んでいたので、母が「どうして、そんなことをしているの?」と聞いたところ、曾祖母は「佐久間に向ってお祈りをして白湯を飲んでいる」と言ったそうです。
何を拝んでいたんでしょうね?タイムスリップして聞き出してみたい気持ちです。
どなたか、この姉妹のルーツをご存知ないでしょうか?90数年前に佐久間町佐久間に居住していて、久根鉱山で仕事をしていた塩澤姓、あるいは岡本姓の家です。何らかの理由で佐久間を離れた後も、佐久間を「心の故郷」として祈り続けていました。
自らのルーツを探る姉妹の挑戦は続きます。
平成23年(2011)5月29日に訪れた「山香ふるさと村」でお土産にいただいたのは、無農薬有機栽培で手摘みの新茶。せめて、「ひいおばあさん」に久根の美味しいお茶を飲ませてあげたかったですね。
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