佐久間は「心の故郷」②―始まりは1通のメール
始まりは3月11日、富山県氷見市からの1通のメール。
私は今50代です。今は亡き祖母が自分の生まれ故郷のことを話していたのがずっと胸の奥で眠っていました。生きていれば百歳位でしょう。若くして亡くなり、当事私は15歳で祖母の生まれ故郷の話なんか上の空でした。
でも最近パソコンを何気なく見ていたら絵葉書のコーナーで久根鉱山の坑道口前のものを発見。目が釘付けになりました。
祖母はおそらく佐久間か塩沢の出身です。坑道口前で撮ったと思われる写真を見たことがあります。あまり多くを語らずに逝ってしまった祖母の生まれ故郷のことを、もっと知りたいと思いました。
久根鉱山や天竜川や昔の集落のことを知ることが出来るでしょうか?もっとたくさん書きたいけど、もう何をどう言ってよいのかわからないくらい懐かしく深い興味が湧いてきます。お返事頂ければ嬉しいのですが・・・。
迷うことなく、返事を送り、その後メールを重ね、そして2ヵ月半後の平成23年(2011)5月28日、自分たちのルーツ、亡くなったお祖母さんの生まれ故郷を訪ねる決心をした姉妹を浜松に迎えました。
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