秋を迎えた阿蔵道の自然②―ツリフネソウ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年10月19日 05:43

 沢に沿って続く阿蔵道でも、水辺を好むツリフネソウが鮮やかなピンク色の花を咲かせていました。

 鐘状漏斗形のツリフネソウの花の先端の距と呼ばれる部分はクルリと巻かれているのが普通ですが、阿蔵で見かけた小さな花は成長が悪く、距の先は巻かれていません。

 それにしても、不思議な形の花。このクルリと巻かれた距の部分に蜜があるのですが、普通の昆虫ではそこまで口が届きません。ツリフネソウの蜜を吸うことができるのは、マルハナバチの仲間だけ。

 つまり、ツリフネソウはマルハナバチの仲間だけを迎え入れて蜜を与え、その代償として受粉を手伝ってもらうというのが、自然界のお約束なのです。

 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然①―倒木被害
 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然③―合着したようなシオンの花
 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然④―イヌショウマ
 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然⑤―シロヨメナとアキハギク
 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然⑥―アキノウナギツカミとミゾソバ
 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然⑦―アキノタムラソウとセキヤノアキチョウジ
 【関連記事】秋を迎えた阿蔵道の自然⑧―キツネノマゴとヒメアリ

 【関連記事】エンシュウハグマが咲く秋葉山へ②―ツリフネソウとウスイロツリフネ
 【関連記事】中秋の天竜スーパー林道⑧―ツリフネソウとキツリフネ
 【関連記事】秋葉山の台風24号被害調査登山②―ツリフネソウとウスイロツリフネ

関連記事