次の立ち寄り地は馬背(ませ)神社。神社周辺南の高台には、佐久間ダム建設に従事した労働者の社宅や、工事に参加していたアメリカ企業アトキンソン社のクラブと呼ばれる社交場も建てられていた場所です。
佐久間ダムの建設は、ダム本体が間組、発電所が熊谷組、技術導入機械をアトキンソン社が請け負い、大型機械をアメリカから導入した日本初の本格的大型機械化施工。着工以来わずか3年で完成させることができたのは、大型機械を導入が挙げた大きな成果です。
第2回下見ウォークを実施した4月15日、馬背神社境内にはウラシマソウの花がいっぱい。「新緑の佐久間ダム探訪」の催行日の頃にも、まだ残っているかも知れません。