キタテハとアカタテハ―ともに成体のまま冬を越す蝶。春を通り越して、初夏並みの暑さになった3月14日に、大喜びして飛び回っていました。
キタテハの魅力は、何と言っても翅端のギザギザ。これは秋に発生した個体、秋型にだけ見られる特徴です。
アカタテハはキタテハよりも少しだけ大きく、翅の色も濃くなっています。早春から晩春まで長く飛び続けている種ですから、今年(2018)もあちらこちらで出会うことでしょう。
出会ったのは、ともに「青谷不動の滝」の周辺だったのですが、飛んで来たのは「青」ではなく、黄立羽(キタテハ)と赤立羽(アカタテハ)でした。