松山公園に登る⑥―植樹された松

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年03月22日 05:32

 「松山公園」の山頂付近には少し平らな場所があります。そこに鎮座するのは赤子を抱いた弘法大師像「子抱大師」。近くでは、背の低い松の幼木がたくさん見られます。

 これらの松は、「松山公園」の名に因み、平成18年(2006)10月15日に「佐久間ダム50周年記念植樹祭」で植えられたもの。佐久間ダム建設工事の殉職者の霊を慰めるため毎年10月下旬に開催されている「佐久間ダムまつり」に絡めて行われた植樹だったようです。

 佐久間地域の市民にとって佐久間ダムはかけがえのない存在。昨年(2017)、大雨のため中止された「佐久間ダムまつり」は、今回に限り来る3月25日(日)10:00~15:00、「佐久間ダム竜神春の舞」として開催されます。

 ダム湖上での斜め打上げの特殊な昼花火は全国的に非常に珍しく大人気。当日はシャトルバスでのアクセスに限りますので、詳しくは天竜区観光協会佐久間支部(053-965-1651)までお問合せください!

 【関連記事】松山公園に登る①―古い絵葉書「佐久間ダム遠望」
 【関連記事】松山公園に登る②―写し霊場
 【関連記事】松山公園に登る③―弘法大師、稲荷神と手引観音
 【関連記事】松山公園に登る④―再建された三十番台
 【関連記事】松山公園に登る⑤―新々原田橋工事現場
 【関連記事】松山公園に登る⑦―展望台から見る佐久間ダム
 【関連記事】松山公園に登る⑧―展望台からの絶景
 【関連記事】松山公園に登る⑨―「八十八番」は宥泉寺
 【関連記事】松山公園に登る⑩―5種類5枚のホーロー看板「山火防止」

関連記事