熊(くんま)の町歩き⑦―「報徳の家」

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年02月13日 05:07

 玄関先に「報徳の家」の門標が多く見られるのは、熊(くんま)地区の特徴。熊地区には、今でも熊報徳社が一般社団法人として存続しています。

 熊地区の報徳社が結成されたのは明治23年(1890)。報徳社は節約・貯蓄を奨励し、生活に困った人には無利子で金を貸す共助組織でもあり、熊地区の多くの家庭が社員として農村振興に参加しました。

 「報徳の家」の門標は、大日本報徳社の社員の証。門標の「丸に木瓜」は、二宮尊徳の家紋。たまたまですが、私の実家の家紋と同じです。

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