林道西渡線の舗装道路はほぼ水平に延びていますが、かつて人や馬が往来した古道は1段高い山側を通ったり、1段低い茶園脇、家々の軒先を通ったり。
「塩の道」とは、かつて塩や海産物を内陸に運ぶのに使われた道の総称。いつ誰が名付けたのかは知りませんが、決して塩だけを運んだわけではなく、ましてや御前崎の塩が塩尻に運ばれていた時代は相当遡るはず。ここでは「塩の道」とは呼ばず、古くからの道「古道」とさせていただきます。
瀬戸の集落に入ったところに、レトロな壁掛けポストが1つ。佐久間には現役の壁掛けポストはない、と思っていましたが、このポストには「開函時刻」が平日と土曜日の「10:00」と書かれた紙が貼られていましたので、このポストの前に毎日1回、赤いバイクが止まるのだろうと思いますが、果たしてどれだけの郵便物が投げ込まれているのでしょうか?