林道光明線で見かけたヨモギの仲間。鳥の羽のような葉が印象的です。写真を撮って、帰宅後に調べたところ、キク科ヨモギ属のイワヨモギらしいことが分かりました。
しかし、問題があります。イワヨモギは北海道だけに自生し、環境省カテゴリでは「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定され、光明山に生育しているはずなどないのです。
さらに調べてみると、イワヨモギは、朝鮮半島、中国、シベリア南部などにも分布しているということが分かりました。そして、その外来イワヨモギが法面緑化に利用され、野生化したのではないかとのこと。
ちょっと不思議な絶滅危惧種です。