自然と歴史の中を歩く!
2017年夏、北遠の自然⑥―メハジキ
AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん
2017年08月15日 05:25
わが屋前(やど)に 生ふる土針 心ゆも 想はぬ人の 衣に摺らゆな(作者未詳 万葉集巻7-1338)
「土針(つちはり)」と詠われているのが、シソ科のメハジキ。『万葉集』の歌は「私の家に生えているメハジキの花よ。心から好きでもない人と一緒になってはいけませんよ」の意味です。
メハジキは緑色の染料に用いられましたが、褪せやすいため、移り気が多い男をメハジキに例えてた歌のようです。
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