梅雨晴れの枯山を歩く⑦―ウラハグサとヒカゲチョウ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年06月28日 06:12

 ヒカゲチョウの幼虫時代の食草は、イネ科やタケ類。そんな葉っぱなら、枯山にはいっぱいあります。

 ウラハグサは葉が細くて長いイネ科の植物。枯山には、葉裏が葉表のように見えることから名付けられた裏葉草(ウラハグサ)が群生している箇所があります。

 ヒカゲチョウは成虫になってからは樹液を好みますが、これも雑木林が広がる枯山なら問題ありません。

 翅表は黒っぽく、目立たない蛇の目模様。止まる時には、ほとんど翅を開きません。

 名前は「日蔭蝶(ヒカゲチョウ)」ですが、割と明るいところが好きみたい。日光浴をしているところをよく見ますが、日光浴中でも翅を開かず、撮影は横からカシャ!

 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く①―萎れたシブカワツツジの花
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く②―ピンクと白のササユリの花
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く③―ピンクと白のヤマテリハノイバラ
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く④―シモツケ
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く⑤―カキノハグサとナガバカキノハグサ
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く⑥―メスグロヒョウモンの♂と♀
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く⑧―クロモジとアブラチャンの実
 【関連記事】梅雨晴れの枯山を歩く⑨―和紙の原料ガンピ


関連記事