梅雨晴れの枯山を歩く④―シモツケ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2017年06月25日 05:27

 在来種とは思えないほどに美しいピンク色の花を咲かせているのは、バラ科シモツケ属のシモツケです。

 よく間違えるのは、バラ科シモツケソウ属のシモツケソウ。シモツケソウは多年草ですから草、シモツケは低木ですから木です。

 「シモツケ(下野)」の名は、下野国(現在の栃木県)の名に由来するとのことですから、江戸時代には下野ブランドの特産品として売られたのかも知れません。

 全国の山野に自生している、とは言われているのですが、どこにでも育っているというわけではないようです。

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