自然と歴史の中を歩く!
あくら自然観察の道③―梅雨入り前のヤブレガサと虫こぶ
AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん
2017年06月05日 05:53
ヤブレガサは、キク科ヤブレガサ属の多年草。間もなく梅雨入りを迎えると言うのに、ヤブレガサ(破れ傘)は花の時季?あれ?花茎の下に瘤が出来てる・・・。
ヤブレガサって、こんなだっけ?隣りのヤブレガサには瘤らしいものはありません。じゃあ、どうしたの?
実は、この瘤は、昆虫ミバエの仲間によって作られたヤブレガサクキフクレズイフシ(破れ傘茎膨れ髄節)と言う名の虫瘤。この瘤の中には海綿状の空間があり、10数匹の幼虫がいるのだそうです。
【関連記事】あくら自然観察の道①―「一級河川阿蔵川起点」の表示看板
【関連記事】あくら自然観察の道②―ハンミョウとサワガニ
【関連記事】あくら自然観察の道④―ハナミョウガ
【関連記事】あくら自然観察の道⑤―ウツギの花で吸蜜するテングチョウ
【関連記事】あくら自然観察の道⑥―吸水をするモンキアゲハとナガサキアゲハ
【関連記事】あくら自然観察の道⑦―枯れ葉に擬態するクロコノマチョウ
【関連記事】あくら自然観察の道⑧―ダイミョウセセリとシロオビクロナミシャク
【関連記事】あくら自然観察の道⑨―エゴノキの落花
【関連記事】あくら自然観察の道⑩―ルリシジミとウラギンシジミ
【関連記事】あくら自然観察の道⑪―コジャノメ、コミスジとコアジサイ
【関連記事】あくら自然観察の道⑫―ジャコウアゲハ
【関連記事】あくら自然観察の道⑬―ヒメキマダラセセリ
【関連記事】あくら自然観察の道⑭―クサイチゴとモミジイチゴ
【関連記事】あくら自然観察の道⑮―アサヒナカワトンボの無色翅型
【関連記事】あくら自然観察の道⑯―バイカアマチャの蕾
関連記事
初夏の花を追って北遠グルリ⑬―スミレ、フモトスミレとタチツボスミレ
初夏の花を追って北遠グルリ⑫―ウラギンシジミ、コミスジとアサヒナカワトンボ
初夏の花を追って北遠グルリ⑪―「瀬尻の段々茶園」
初夏の花を追って北遠グルリ⑩―オカオグルマとヒメウラナミジャノメ
初夏の花を追って北遠グルリ⑨―ヤブデマリとニワトコ
阿蔵川沿いの道は「通行止」⑦―ウラギンシジミとヤマトシジミ
初夏の花を追って北遠グルリ⑧―ヒメウツギとベニウツギ
Share to Facebook
To tweet