「毎日が日曜日」の私ですが、現役の人たちにとってはGWの初日に当たる「昭和の日」、4月29日に北遠へと車を走らせました。
最初に立ち寄ったのは、「静岡県棚田等十選」や「新・浜松の自然100選」に指定されている「瀬尻の段々茶園」。石を積んで造られた急傾斜の茶園では、ちょうどこの日が茶摘みの初日とのこと。天竜川右岸にある茶園は東に面した傾斜地ですから日当たりが良く、北遠の中では芽の伸びが早いようです。
1段1段が狭い段々畑に植えられた茶畝ですから、斜面を背にした側の茶摘みは心配いらないかも知れませんが、天竜川に背を向けた側を摘むのはかなりの勇気が必要。以前から気になっていた危険を伴う茶摘みについて質問したところ、「こっち側は家の者がやる。手伝いは安全な側だけお願いしている」との返事でした。
春の訪れが遅い北遠にも、いよいよ新茶の季節がやって来ました。