今回の「山香・浅間山に登る①」で、「
以前、山香の貴船神社を訪れた時、地元の女性から浅間山にあった浅間神社について聞いたことがありました」と書きましたが、女性と出会ったのは平成20年(2008)7月18日のこと。あれから、7年7ヶ月を経た今年(2017)2月18日、同じ貴船神社境内で奇跡の再会を果たし、2人ともビックリ。
7年7ヶ月前に聞いた話「神社の世話をする人たちも高齢化し、この奥の浅間神社の周りの集落は消滅してしまったため、今ではこの貴船神社で浅間神社の祭礼もしているんですよ」に惹かれたのが、今回、浅間山に登った動機です。
現在、貴船神社の境内社として「山姥社」が祀られてはいましたが、田開宮司の話によれば「浅間神社は拝殿奥に合祀されている」とのこと。
ちなみに、これは地形や集落の方角によるのかも知れませんが、貴船神社の社殿の向きも、浅間神社と同じ西向き。これは、「昭和二十五年九月二十日測量」とされる「貴船神社境内區域圖」で確認することができます。
それにしても、佐久間山香地区には山姥に関する昔話が多く語り伝えられています。話は飛んでしまいましたが、とりあえず浅間山からは無事に帰り着くことができました。