やって来た「蝶の季節」③―テングチョウ
テングチョウも春一番に見かける蝶の代表。予想通りやって来ました。
テングチョウの世代交代は基本的には年1化。初夏に羽化した個体は、真夏の間は夏眠し、再び飛び始めて真冬の間は冬眠。冬を成体で越し、翌年春に産卵して寿命を全うするのですが、中には初夏の新生個体とともに活動するものもいるとのこと。驚くほどの長生きの蝶のようです。
テングチョウ(天狗蝶)の名は、触角の間に伸びる突起を天狗の鼻に見立てた名ですが、もしかしたら、長寿につながるとんでもない妖力を持った蝶なのかも知れません。
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