令和の春、初の秋葉山⑬―猪目懸魚とカンアオイの葉の❤ハート
三尺坊秋葉寺まで来れば、秋葉神社上社まではあと少し。上社駐車場に車を止めて、秋葉寺まで歩いて下りたことがあるという人もいるとは思いますが、下から歩いて登ると、仁王門をくぐる時の思いが違うでしょう?迎えてくれたという感謝の気持ちが、必ず芽生えるはずです。
正面にある本堂の右隣りにあるのは、開運大黒天を祀ったお堂。お堂の入母屋屋根の破風を飾る懸魚(げぎょ)に
❤ハートを見つけることができました。
妻部の装飾は魚と呼ばれ、古い時代には魚の形をしていたとのことですが、その理由は、水に縁のある魚を飾ることによって火事から建物を防ぐため。火防の秋葉寺であっても、火災から逃れるためには懸魚が頼り。
懸魚の形の分類上、左右に
❤ハート形の猪目(いのめ)があるのは猪目懸魚。秋葉寺から先に生育しているカンアオイの葉も
❤ハート形。
足元の石に目を落とせば、そこにも
❤ハート。必ずありがたいご利益があるはずです。でも、石の
❤ハートは割れちゃってるのかな?
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