令和の春、初の秋葉山⑫―クロモジの芽と蕾
送電線鉄塔の休憩所を過ぎ、三尺坊秋葉寺が近づくとグンと数を増すクロモジの木。枝先には年末から新芽と花の蕾が見られましたが、そろそろ膨らみ始め、芽吹きと開花の時季が近づいたようです。
クロモジが芽吹けば、暗かった表参道も明るさを増します。明るくなった土佐坂を歩ける季節になれば、秋葉寺の仁王門に辿り着く登坂の苦行も楽に感じるようになれます。
くじけそうになった時には、一枝折れば、爽やかな香りが辺りに漂い、思いっきり鼻から息を吸い込めば・・・。これが黒文字坂68の元気回復策です。
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