火防を願う三舞の神事③―「火まつり」を締め括る火の舞
秋葉神社上社「火まつり」のクライマックスは「火の舞」。早くから三脚を立て、場所捕りをしていた人たちが、カメラの前に集まります。
参詣者たちは、その松明の大きさにビックリ。しかも強風に煽られて、炎が大きくうねります。舞い手は、手にした松明を振り上げ、振り下ろし、右に左に穢れを祓うかのように舞います。その度に、真っ赤な炎が、舞殿の中を躍ります。
「火まつり」とは、最も強力な祓いとされる火の霊力によって罪や穢れを祓う神事であり、今年1年を「火の舞」で締めくくり清々しい新春を迎えます。
太鼓と笛の緩やかな響きに合わせ、大きな弧を描いて振られるのですが、私のカメラでは撮れません。
右に左に、左に右に・・・。以上で、平成22年(2010)の「火まつり」レポートを終了させていただきます。
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