「掛塚まつり」が近づく①―「掛塚の引き札」展
2019年の「掛塚まつり」が10月19日(土)20日(日)に近づきました。「掛塚まつり」を楽しみに訪れた人たちにかつての掛塚湊の繁栄を知っていただくため、旧津倉家住宅では見学会に併せて「掛塚の引き札展」を開催します。
引き札とは、江戸時代に始まり、明治時代になって急速に広がった現在の広告チラシのようなもの。浮世絵で培われた日本古来の木版や石版で色 鮮やかに印刷され、商店が宣伝のために配りました。しかし、チラシのように捨てられるものではなく、縁起の好い絵柄が多かったため、壁に貼られて部屋の飾りとして楽しまれたようです。
そんな引き札を作って配った店が、掛塚にもたくさんありました。引き札を見ると、湊町として栄えた「遠州の小江戸」、華やかだったあの頃の掛塚が見えて来ます。
旧津倉家があるのは掛塚砂町。住宅の塀には、みなさんをお迎えするため「掛塚まつり」のポスターが貼ってあります。そして、10月14日には「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」の仲間たちが集まって室内の掃除をし、庭木の剪定の仕上げも行いました。
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