「見付天神裸祭」浜垢離②―海原の神事
海原の神事(清祓)は、海に面して大榊、鉾を立てるところから始まります。榊と鉾は、海の神である綿津見大神(わたつみのおおかみ)が降臨する依代。ここに参加するのは、神職、先供と輿番など限られた者だけ。他の町内は、松林で待機しています。
宮司による祝詞奏上の後、先供、輿番などは配られた小祓い(小さなお祓いの串)で全身を祓い、その小祓いは大榊の周りに突き立てられました。
祝詞奏上やお祓いを受ける時には、ついつい私も一緒に頭を下げてしまい、浜垢離を見るのは2度目でしたが、今回も「これぞ日本の祭りだ」と実感させられました。
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