夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑦―ニホントカゲと二ホンカナヘビ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年09月02日 05:06

 夏はトカゲの季節―暑い夏には、秋葉山でもトカゲを見かけることが多いのですが、人の気配を感じるとすぐに隠れたがりますので、なかなか写真が撮れません。しかし、ニホントカゲの尻尾は日の光を反射して青く光りますので、どこにいて、どこに隠れたかは丸わかり。

 ニホントカゲの尻尾が青いのは、敵の注意をひき付けるため。この尻尾を振って敵の攻撃を尻尾に集中させ、いざとなれば、尻尾を自切して逃亡。自切した尾は、切れた後も激しく動き、敵をビックリさせるのです。

 これが有名な「トカゲの尻尾切り」。切れた尻尾は、もちろん再生します。

 ・・・などと考えながら歩いていたら、少し先で目に留まったのはニホンカナヘビ。ニホントカゲと比べるとザラザラとした感じ。肌の色が焦げ茶色ですから、ニホントカゲよりも見つける機会が少なくなります。

 オートフォーカスのカメラも焦点を合わせにくかったようで、少しピントがボケてしまいました。

 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然①―『なつぞら』
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然②―キツネノカミソリ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然③―ボタンヅルからセンニンソウへ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然④―秋海棠
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑤―ゲンノショウコとコフウロ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑥―日陰が好きな蝶、日向が好きな蝶
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑧―汗っかきのキノコ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑨―ミヤマウズラ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑩―ヒメキンミズヒキとハグマの蕾
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑪―ガンクビソウの仲間
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑫―2時間40分
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑬―秋葉茶屋の「ざるそば」
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑭―クサアジサイとタマアジサイ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑮―枯れたスズタケ
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑯―白花ヤマジノホトトギス
 【関連記事】夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑰―花、はな、ハナ

 【関連記事】涼を呼ぶ「阿寺の七滝」②―ルリタテハとニホントカゲ
 【関連記事】県立森林公園で咲く花⑩―二ホンカナヘビとニホントカゲ
 【関連記事】拝啓、青空広がる秋葉山より③―ニホントカゲ
 【関連記事】梅雨入り前の阿蔵ウォーク⑤―ヒメジャノメとニホントカゲ

関連記事