夏から秋へと移り行く秋葉山の自然⑦―ニホントカゲと二ホンカナヘビ
夏はトカゲの季節―暑い夏には、秋葉山でもトカゲを見かけることが多いのですが、人の気配を感じるとすぐに隠れたがりますので、なかなか写真が撮れません。しかし、ニホントカゲの尻尾は日の光を反射して青く光りますので、どこにいて、どこに隠れたかは丸わかり。
ニホントカゲの尻尾が青いのは、敵の注意をひき付けるため。この尻尾を振って敵の攻撃を尻尾に集中させ、いざとなれば、尻尾を自切して逃亡。自切した尾は、切れた後も激しく動き、敵をビックリさせるのです。
これが有名な「トカゲの尻尾切り」。切れた尻尾は、もちろん再生します。
・・・などと考えながら歩いていたら、少し先で目に留まったのはニホンカナヘビ。ニホントカゲと比べるとザラザラとした感じ。肌の色が焦げ茶色ですから、ニホントカゲよりも見つける機会が少なくなります。
オートフォーカスのカメラも焦点を合わせにくかったようで、少しピントがボケてしまいました。
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