梅雨晴れの秋葉山③―鹿の食害
秋葉山表参道は、標高約100メートルの麓から866メートルの山頂まで。この日(6月17日)、麓にお住いの人から「これ、見て!鹿が食べちゃった」と嘆く声が聞かれました。
モンキアゲハが吸蜜していたニオイバンマツリを指差してくれましたが、本当に指差したかったのは「あっち!」のアジサイ。アジサイの葉や茎が、見事に狩り揃えられたかのよう。これは、鹿が首を曲げて食べた高さです。
アジサイには毒があると聞いたことがあります。また、薬草や甘茶として利用されても来ました。
つまり、アジサイが有毒か無毒かは品種によって違いがあるようです。最近増えている秋葉山の鹿たちは、その違いを知り、無毒のアジサイを食べてしまったようでした。
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