桶ヶ谷沼&鶴ヶ池を歩く③―シオカラトンボ

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年06月15日 05:19

 池の周りを飛び回り、止まってポーズをとってくれました。何処にでもいて、誰でも知っているシオカラトンボ。♀は俗に「麦藁蜻蛉=ムギワラトンボ」と呼ばれ一生黄色い麦藁の色ですが、♂は成熟すると体から塩を吹いたような体色変るため、「塩辛蜻蛉=シオカラトンボ」と呼ばれます。

 ・・・となると、♂と♀とで名前が違ってしまいますが、本名争いは♂の勝ち。ムギワラトンボは「シオカラトンボの♀」と呼ぶのが正解です。

 シオカラトンボは翅を少し前方に開いて止まり、捕まえやすそうですが、結構素早く飛び立ちます。そう言えば、シオカラトンボを捕まえるのって、そんなに簡単じゃあなかったような・・・。

 トンボが身を翻して方向を変えるのを称して「とんぼ返り」と言います。辞書を引くと・・・

 1.地面をけって、空中でからだを1回転させること。「床の上で―してみせる」
 2.ある場所に行って用を済ませ、すぐに戻ってくること。「出張先から一日で―する」


 ・・・と書いてあります。ですから「とんぼ帰り」は間違い。日帰り出張は、あくまでも「とんぼ返り」でお願いします。

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