しゃべって笑った初夏の秋葉山③―九里橋の名の由来

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2019年05月21日 12:24

 さあ、ここからが秋葉山表参道。その起点になるのが九里橋です。九里橋の名の由来は、掛川から九里、浜松からも九里だから、と語られて来ましたが、私はこの説に疑問を持っています。

 先ずは、地元の人が名付ける名としては不自然なこと。それよりも、気田川を渡った渡船が、櫂や竿でなく、川の両岸に柱を建てて綱を張り、渡る者がこの綱を手繰ることによって船を対岸に近づけた「繰り船」が「九里(くり)」の由来とするのが私の説です。つまり「九里」は当て字。

 この説なら、九里橋を渡った先にある移住者の三須さんたちが暮らしている旧家が栗田(くりた)家であることも合点が行きます。あくまでも、斉藤説ですけど・・・。

 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山①―「秋葉山に登るぞォォ!」
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山②―ヤマグワの実とヒメコウゾの花
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山④―一の鳥居跡
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑤―コアジサイと伸びた列
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑥―フタリシズカとアリドオシ
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑦―オタマジャクシを見て、尾根に出る
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑧―富士見茶屋前の❤ハート石と子安地蔵
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑨―富士山は見えず
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑩―秋葉寺
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑪―ゴール間近
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑫―随身門をくぐる
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑬―遅めの昼食
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑭―宝物を拝見
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑮―参拝、そしてお別れ
 【関連記事】しゃべって笑った初夏の秋葉山⑯―下山途中の道草

 【関連記事】秋葉山の自然・歴史を堪能 天竜観光協主催、バスツアーに15人

関連記事