10周年の秋葉山ハイキング⑩―随身門
途中、ずいぶんのんびりと道草をしたにも関わらず、秋葉神社上社の入口に立つ随身門が見えて来たのは、歩き始めてから2時間10分後。背中のリュックには、「秋葉茶屋」に届ける赤い小石を2袋詰めていましたので、かなりの重さだったのですが・・・。
昨年秋の台風25号によって甚大な被害を受けた随身門には足場が組まれているのはすでに見ていましたが、この日は足場に登る人影も見られました。誰?何をしてるの?
随身門にいたのは、宮大工の天峰建設社長の澤元教哲さんたち。この日は補修に関する調査をしていたとのこと。壊された軒先だけでなく、経年の老朽化による歪みや傾きも見られ、この際、気が付いたすべてを補修する考えのようです。
これが、受け継いだ文化財を次の時代に自信をもって申し送る私たちの責任。時間はかかりそうですが、期待したいと思います。
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