「白羽の天狗祭り」③―天狗とおかめ
御渡り行列の先導を務めるのは「天狗」と「おかめ」。餅まきが終わり、みんなが待つ中、赤い髪に赤い衣装の「天狗」と白装束の「おかめ」が現れました。
「天狗」と「おかめ」は神社に参拝して神輿に祭神をお迎えし、静かに鳥居をくぐります。
鳥居の外で待つ人たちの目的は、「天狗」の鉾でツンツンと突かれ、「おかめ」にサカキの枝で叩き浄めてもらうこと。子どもたちもお年寄りも、進んで前に出て我先にと「天狗」に近づき、ツンツンの催促。これには厄払いの意味があるのだと思います。
そして、「天狗」と「おかめ」の重要な任務は、御渡りの行列を先導し浄めること。行列が鳥居をくぐるのを待っていると思っていたら、突然全力で走り出し、姿が見えなくなりました。
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