台風一過の「あいづき昆虫館」⑨―ヒラタクワガタ
ヒラタクワガタとは「あいづき昆虫館」の「みさくぼ別館」での出会い。在来種の大きなクワガタムシです。
大きさの割に平べったい体型をしているので「平鍬形」と名付けられましたが、学名は「Dorcus titanus」。「titanus」とはギリシャ神話に登場する巨大な神「ティーターン=タイタン」に由来しているというのですが、私が出会ったヒラタクワガタはそこまで大きくはありませんでしたので、種類の判別についてはやや不安が残ります。
木の柱にしがみついていましたが、指先で触れても逃げません。調べてみると、実は飛ぶのが苦手とのこと。それでは生育域を広げにくく、東日本中心の限られた地域だけに分布しているようです。
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