2018年夏の朝秋葉②―赤い花と赤い橋

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年08月06日 02:33

 世の中的にはすでに日の出時刻は過ぎているのですが、春野の夜明けは少し遅れます。日の光が照らし始める前のうす暗さが残る道で目立つ色は「赤」。

 草むらの中で自己主張していた「赤」はキツネノカミソリの花。ヒガンバナ科のキツネノカミソリは、全草、特に鱗茎にアルカロイドを含む毒草とされています。そのため、田畑の害獣、ネズミやモグラ除けにも使われたかも。意外と人里近いところにあるのは、そんな理由かも知れません。

 栃川に架けられた赤い橋は、もちろん九里橋。昔から、赤い色には邪気を祓う力があるとされています。

 現在の「九里橋」は昭和38年(1963)竣工のもの。古い絵葉書「坂下九里橋」に写る九里橋も赤い色に塗られていますので、九里橋は代々「赤」と決まっていたのだと思います。

 【関連記事】2018年夏の朝秋葉①―94回目のウォーキング
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉③―汗をふきふき
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉④―夜明けの光
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑤―倒木
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑥―ベンチに汗浸み
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑦―まだら道
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑧―アオフタバランとクサアジサイ
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑨―トレイルランニング
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑩―朝日を受けた随身門
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑪―参拝とヒメミカンソウ
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑫―増え続ける「二宮神社」の❤ハート石
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑬―ツマグロヒョウモン
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑭―オナガアゲハとアゲハモドキ
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑮―アカハナカミキリとクワカミキリ
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑯―ミヤマアカネとシオヤアブ
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑰―キノコの日傘
 【関連記事】2018年夏の朝秋葉⑱―苦難の帰り道

関連記事