観光ツアー「新緑の佐久間ダム探訪」の参加者たちは、数時間前に通った4本のトンネルを、今度は逆の順番で歩きます。
トンネルを逆に辿るといっても、一度歩いた道は慣れた道。参加者たちの足取りは軽く、トンネルとトンネルの間で新緑の中を歩く列はどんどん長くなってしまいました。
ウォーキングに慣れ、足に自信がある人のグループと、あまり歩き慣れてはいない人のグループとの間には大きな差が現れ、ワイヤレス・マイクの電波が届く距離を考えて、列の真ん中辺りに位置取りしていた私はハラハラ。
先を行くグループに「歩くスピードを少し落とすよう!」とマイクで呼び掛けてはいたのですが、私の声は最前列と最後尾には届かず、ガイド役の仲間たちが赤色灯を振って右側に寄るように大声で注意喚起。
とにかく、絶対に事故や怪我などがないよう、無事に帰っていただかなくてはいけません。