ギフチョウと言えば、環境省レッドリストにより「絶滅危惧II類(VU)」の指定を受けている希少種ですが、静岡県をはじめ全国26都府県により「準絶滅危惧種」や「絶滅」などの指定を受けています。
さらに、国際自然保護連合(IUCN)によりレッドリスト「準絶滅危惧(NT)」の指定を受けていることは、いかに個体数が減少しているかの表れ。
滅多に出会えないギフチョウに出会うことができたことを自慢げに得意がるのではなく、数を減らしている現状を理解し、私たち人間こそが、ギフチョウが棲む里山の自然環境を悪化させていることを知らなければなりません。
そして、いつか「絶滅危惧種」などという恐ろしいレッテルを剥がすことができるように努力しましょう!