「春の気配」を感じながら登った秋葉山ですが、山頂にある秋葉神社上社境内には、あちらこちらに雪かきされた雪が残っています。「春なお遠し」かと思ったら、フキノトウが顔を出しているのを見つけました。
実は、このフキノトウにも「雪割草」の別名があります。雪解けを待たずに顔を出す植物だから「雪割草」。春一番に顔を出す山菜フキノトウも、「雪割草」にピッタリ。
「春の皿には苦味を盛れ」―この格言は、フキノトウのためにあるような気がしますが、境内のフキノトウはまだ蕾。麓で見かけたフキノトウは、もうすっかり花が開いていました。