秋葉寺(しゅうようじ)の仁王門が見えて来たのは、歩き始めてから2時間が過ぎた頃。レギュラーな経過時間ですから、まずまずのペースで登って来たことになります。
現在の秋葉寺は、江戸時代に山頂にあった秋葉寺を引き継ぐ寺院として、明治時代に開堂した寺。三尺坊大権現を祀る寺としても知られています。そして、三尺坊は天狗の姿で白狐に乗って空を飛んだと言われてもいます。
実は、表参道途中の送電線鉄塔の休憩所で見つけた石が、鼻の長い天狗の横顔に似ていました。きっと、これはご利益いっぱいの天狗ストーン。秋葉山でなければ見つからないお宝石なのかも知れません。