春の気配の秋葉山⑤―霞に隠された富士

AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん

2018年03月01日 05:25

 すでに書いた通り、AKG(秋葉観光ガイド)の仲間の錦ちゃと秋葉山に登ったのは、「富士山の日」の翌日2月24日。かなり厳しい気象条件だとは感じていたのですが、それでも「もしかしたら」との淡い期待があったのも確かです。

 ところが、富士山のビューポイントである送電線鉄塔の休憩所から東の空を見やれば、富士山どころか手前の山並みさえも春霞の中。春に霞がかかることが多くなるメカニズムには、植物の蒸散が活発化することも大きく関わっています。

 春に大気中の水蒸気が増えるのは、芽吹きの季節がやって来たから。参道脇に自生するクロモジの蕾や新芽も膨らんで来ていました。

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