すでに書いた通り、AKG(秋葉観光ガイド)の仲間の錦ちゃと秋葉山に登ったのは、「富士山の日」の翌日2月24日。かなり厳しい気象条件だとは感じていたのですが、それでも「もしかしたら」との淡い期待があったのも確かです。
ところが、富士山のビューポイントである送電線鉄塔の休憩所から東の空を見やれば、富士山どころか手前の山並みさえも春霞の中。春に霞がかかることが多くなるメカニズムには、植物の蒸散が活発化することも大きく関わっています。
春に大気中の水蒸気が増えるのは、芽吹きの季節がやって来たから。参道脇に自生するクロモジの蕾や新芽も膨らんで来ていました。