元日の朝に秋葉神社上社の手水舎で見た氷柱については「
2018年、元日の秋葉山に登る④―初雪と初氷柱」でも紹介しましたが、1月13日にも手水鉢には氷が残り、柄杓置きや柄杓の柄からは小さな氷柱が下がっていました。
小さな氷柱に顔を近づけてみると、氷柱は澄み切った透明ではなく、小さな気泡がたくさん見られることが分かります。
この氷柱に閉じ込められた空気は、一体どこから来たのでしょう?
実は、水の中には約2%の空気が含まれているのですが、水が凍って氷柱になる過程で、水中に溶けていた空気がすべては氷の中に入り切れず、気泡の形で残されてしまったものです。
氷柱を通して見える秋葉山の風景も、寒中ならではの自然の楽しみです。