石畳の急な坂の難所を抜け、山道に差し掛かってしばらくの間が第二の難所。尾根道まで一気に上がるジグザグ道です。
山道には浮石が多く、特に帰り道に足を滑らせることが多いのですが、草鞋を履いた昔の参拝者たちも歩いた道。道脇には今いる場所を知らせる町石や夜道を照らす石の常夜燈が立ち並んでいます。
登る人が少なかった頃にはもう少し荒れていたのですが、ハイキング客が増えた近頃では、路盤も締まって来ました。つまり、私たちの1歩1歩が土を踏み固める整地作業。後は浮石の問題を解決すれば、表参道歩きはもっと快適になります。
そして、今回の私は「秋葉山参拝ガイド付きハイキング」のボランティアガイド役。腕時計で時間を確認しつつ、前に出たり後ろに回ったりしながら、歴史の道を歩く楽しさを解説させていただきました。