国道292号の「日本国道最高地点」を過ぎると、次の立ち寄り地は横手山ドライブイン。辺りは白い霧に覆われ、視界は数10メートル程度です。
秋なのに梅に似た白い花を咲かせていたのはウメバチソウ。標高約2100メートルの高地ですから、高山植物のコウメバチソウかな?と思ったのですが、5本の雄蕊から出る仮雄蕊の数を数えるとウメバチソウのようです。
ユキノシタ科ウメバチソウとは、菅原道真の家紋として知られる「梅鉢」に似た花の形から。
環境省レッドリストには登録されていませんが、21都府県で「絶滅危惧種」に指定されている滅多に見られない野草です。