九里橋を渡ると表参道は石畳の坂。途中には漆喰土蔵の旅籠が残り、秋葉詣の人の波が目に浮かぶようです。
古民家カフェ「山疋屋(さんびきや)」の近くで、青空を映したように青い体のニホントカゲが石畳を横切りました。そこで一句。
「
赤い橋
青いトカゲが
汗を拭く」(北遠楽)
体色が青いのは、ニホントカゲの幼体。♂は3年、♀は4年くらい青い色が残っているそうですが、出会ったニホントカゲはもう幼体とは言えないほどの大きさ。
この他にも、今回の青空広がる秋葉山で出会ったニホントカゲの多かったこと。その数は「山疋(さんびき)」どころではありませんでした。
お気づきでしょうか?今回詠んでいる俳句は、初句、二句、結句の始まりを、すべて「あ」で揃えてみます。どこまで続くか分かりませんが、お付き合いください!